連日猛暑です。
この暑さから逃げる為に山に行ってきました(笑)
今日は標高もあって2時間くらいで登れるコースにしたいと思っていたら、山仲間が数日前にいい場所に登ってました。
それは福島県の一切経山です。
標高も1600mから登り始めて山頂は1948m。標高差300mちょいで手軽に90分で山頂!
山頂からは五色沼(別名 魔女の瞳)が見れるコースでした。
浄土平までちょっと遠いけど、登山内容は楽そうなので、日帰りで行って来ました。
メンバーとコースタイム
2018.7.23(月)
メンバー ソロ
コースタイム
6:07 浄土平駐車場
6:47~6:51 酸ガ平小屋
7:15~7:30 一切経山山頂
8:05 東吾妻山への分岐
8:35~8:45 東吾妻山山頂
8:51~9:28 展望台
9:37 東吾妻山山頂
9:57 東吾妻山への分岐
10:26 浄土平駐車場
10:36 吾妻小富士周回始め
11:10 浄土平駐車場
浄土平を目指します
浄土平ビジターセンターにナビをセットして朝3時前に出発(^^;
高速使って片道3時間となかなかの距離。
磐梯山のサービスエリアでトイレ休憩。
うっすらと明るくなってきました。
場所的に磐梯山の裏側だから、ちょっと雲がかかってるのが気になる所。
猪苗代インターを降りて山の方に車を走らせます。
コンビニはこの周辺で寄らないと無いです。
グネグネの山道を登って標高を上げてきます。1人でも酔いそうです(笑)
吾妻スカイラインは日本の道100選に選ばれてるそうです。確かに景色のいい場所けっこうあったな。
今回は動物に縁があり野生の猿が見れました。
群れでたくさんいました。帰りはいなかったのでたまたまだったみたい。
さらに登って標高1600mの所に浄土平はあります。高くなるにつれて風がびゅんびゅんで雲の流れが早い。
浄土平駐車場
朝6時ちょい前に到着。
営業はしてないけど駐車場には入れました。
早すぎたのか風が強いからなのか誰もいない。
初めての所だったから、誰かいて欲しかったのが心境だけど。
風はおさまる予報だし天気も問題無いので登る事にします。
車から降りると硫黄の臭いがしてます。活火山だからね~
とりあえずトイレも使えるので行ってると車が1台きた(^^)
自動販売機も使えるから、ここで買っても良かったかも。
まぁキンキンに冷やしてきたけど(笑)
外気温は20℃切るくらいで、寒くて常温でも良かったとちょっと後悔。でも帰りに役立つでしょ。
一切経山を目指す
登山カードを書いて出発!
一切経山は目の前に見える山じゃなくて、この山の奥になります。
このジャリの駐車場も止められるみたいだから、こっちの方が登山口に近くていいかも。
直登ルートは火山ガスの影響で通行禁止。ぐるっと回って登ってきます。
真ん中辺りで噴煙が上がってます。
木道もあって歩きやすいし、なにより緩めの登りなので余裕です。
ちらほら足元に咲いてたオトギリソウ。
これはわからなかった(^-^;
あっという間に半分の分岐にきました。
奥に小屋が見え、その後ろからちょっと登りがきつくなります。が、高低差はそんなにないので問題なさそうです。
小屋は中もキレイで新しいです。
トイレも使えて、使用料入れは入口の所にありました。
ゴツゴツした岩と砂利で歩きにくいので、右側のツルッとしてる所を登った方が楽でした。
一切経山と違って鎌沼方面は緑でいっぱいです。
吾妻小富士は上から見るとキレイです。火口とかあんまり見る事ないから新鮮。
写真じゃ伝わらないけど重めのストックがこの通り。
踏ん張りながら歩かないとよろけそうなほどの風。
腕に着けてても18度と低くて、風もあって体感温度はさらに低い。
肌寒いので汗は全くかかないし、水もほとんど飲まなくても行けました。
長時間いるなら1枚着ないとだけど、すぐに山頂だからそのまま直行。
気圧も低いみたい。
風避けは無いし小石が滑るから非常に歩きにくい道。
人が多かったら、かなり砂が舞いそうですね。
山頂一番乗り!貸し切り!広くてゆっくりしたい所だけどこの風じゃ無理。
すぐ五色沼を見に行きます。
ありました!魔女の瞳!
風で波立っているけど、深い青の色でキレイに見えます。ガスってなくて良かった!
逆だけどハート型なんですよね。
このあと違うレンズでも撮りたくて交換したら悲惨な事になりました。レンズは守りましたが、ザックや帽子が砂だらけに(>_<)
やらなきゃよかった。
三角点にタッチして標識を1枚撮って撤退します!
まだ時間が早いから、次は鎌沼を回ってこの東吾妻山にいってきます。
鎌沼歩き
分岐を鎌沼方面へ。この時点ですれ違った人は最初に駐車場で会った人と一組みのみと少ないです。平日だとこんなもんなのか。
この辺りは風裏になって無風で暑い。
沼の周りも木道で整備されてて歩きやすいので周回だけでも楽しめます。
雨が降ってないから少ない?
東吾妻山方面へ。
風が無いところはトンボがめちゃくちゃ飛んでました。トンボも避暑地に来てますね。
東吾妻山へ
コースタイム35分だったけど、そんなで登れるのか?
所々に咲いてる花を撮りながら歩きます。相変わらず花の名前は覚えられない(^-^;
この分岐をまっすぐ行って登り開始。
左は帰り道。
道はこんな草木に囲まれて足元は石がゴロゴロしてます。
草をかき分けて通る場所も多々あり地味にきつい。
上空はあれだけ風が強いのに、草木に囲まれてるからほぼ無風。
さっきは寒いって言ってたのに、ここでは汗が噴き出します。
山頂に近づくと一気に景色が広がってきました。ちょうど30分くらいでつきましたね。
鳥のアップが撮りたかった。こんな時に望遠レンズが欲しくなる(^^;
振り返ると、さっき登ってきた一切経山と鎌沼。
東吾妻山の山頂も広かった。
風はさっきより落ち着いているから石に置いて自撮り。
風でカメラが転がりそうでヒヤヒヤでしたがなんとか。
地図だと、ここから10分ほど下りた所に展望台があるみたいなので、行ってみることにしました。
ただ道のりは険しかったです。
道なのか藪なのか。
あまり人が通らないんだろうな。
ガシガシ進んでくと
開けて分岐が。ここを右に行くと展望台があります。
誰もいなくて風も微風で気持ちいいのでここで昼飯にしました。
雲が取れれば湖と磐梯山、中吾妻山と西吾妻山が見えるはずです。
一瞬でガスりました(ToT)
それでも待っていると
中吾妻山と西吾妻山、桧原湖は見る事ができました。
さらに待ってたけど磐梯山側はガスが取れないので諦めます。
キンキンに冷やしてきたコーヒーは温くなっててちょうど良かった。
さて下りるか。
見ると嫌になるほどのもはや藪。
足元が見にくいので慎重に進みます。
山頂をスルーして一気に下ります。
分岐を曲がり木道をサクサク。遠くにワタスゲがあったけどズームが足りず撮れなかった。
次は吾妻小富士に行ってきます。
風も収まってきてたからこの道も暑かったなー
こっちのコースから登る人も結構いるみたいで何人かすれ違いました。
駐車場に到着。
吾妻小富士周回
一時間も掛からないで周回できるので、車に荷物を置いて身軽で吾妻小富士へ行きます。持ち物はタオルと水とカメラ。
観光客の人がいっぱい登ってます。
意外と距離がある階段を登った先に見える火口。
パッと見て左は登りがきつそうだから右周りにしました。
これを回ったら今日の山行は終わってしまうので景色を楽しみました。
反対側の景色もいいですよ。
今日登ってきた山。
岩の上に三角点じゃないけどピークっぽいのでタッチしておきました。
ジャリがすごく滑るので下りは気を付けないとです。下りを考えると逆周りがよさそう。
サンダルでも行けるって聞いてたけどこれはやめた方がいいと思います。
帰りに温泉よって帰ろう。
日帰り温泉
猪苗代湖に向かう途中にある中ノ沢温泉の花見屋で、汗を流して帰ります。
建物は古めだけど、風呂場はキレイでした。源泉掛け流しでいい湯でした!
さてと、ここから自宅まで3時間の長旅です。安全運転で帰ります。
振り返り
猛暑逃れでちょっと遠かったけど、行ってきた福島の一切経山はよい山でした。活火山の岩肌の山も雰囲気あっていいですね。山頂は想像以上の強風で大変だったけど天気は良かったし、見たかった魔女の瞳も見れたし、楽しい山歩きができました。東吾妻山の道はきつかったけど、短かったから大丈夫でした(笑)吾妻小富士は周回より見下ろした方がいいですね。
一切経山だけ登って五色沼(魔女の瞳)を見る往復コースならかなり手軽に登れると思いました。
歩き始めの標高が高いから涼しかったけど、山歩き5時間、運転6時間半。ソロで行くには運転がきつかったかな。特に対面通行の磐越道は気を使うからなおさら疲れるし。
今度は休みをとって泊りでゆっくりと行きたいものですね。
もうすぐ子供が夏休みになるので、行く回数は減るとは思うけどね(^-^;
役立ちアイテム
今回はこいつに助けられた(笑)眠気も吹っ飛びました。
長距離運転の時に飲みますが、高いやつは効果ありですね。もっと高いやつはさらに効果ありです。